公益財団法人金子国際文化交流財団、アジア、奨学金、

公益財団法人 金子国際文化交流財団

公益財団法人 金子国際文化交流財団について

公益財団法人 金子国際文化交流財団は日本の大学・大学院で学ぶ外国人に奨学金を支給する事業とカンボジアの大学で学ぶカンボジア人に奨学金を支給する事業を行っております。
 少子高齢化に直面しているわが国が未来永劫に存続するためには、諸外国との友好関係を維持しなければなりません。当財団は奨学金給付事業を通じて民間の立場から諸外国との友好関係の維持向上に貢献することを目的としています。この事業を通じて日本を深く理解し、日本に好意的なアジア人がひとりでも増えれば将来の日本に大きく貢献するものと考えられます。

 

 当財団は国際文化交流推進のために、故金子泰蔵先生(東京国際大学創設者、1987年没)が私財を投げ打って1984年に文部省(現・文部科学省)の許可を得て設立したものです。国際文化交流の推進には、留学生の受入れ、国際理解の促進、異文化の研究・理解等様々なアプローチがありますが、当財団は設立以来35年間一貫してアジア人に対する奨学金給付事業を行っております。奨学金の支給対象をアジアの学生に限定しているのは、発展途上にあるアジアで次代を担う若者の教育水準を高めることが、アジアの発展ひいては平和な人間社会の形成に役立つと考えられるからです。

 

 当財団の創設者であり初代理事長でもある金子泰蔵先生、そのご子息で2代目理事長金子泰雄先生(前東京国際大学総長)の当財団にかける情熱を綴った文章が当財団「30年の歩み」(2015年)に掲載してあります。その文章をHPに転載しました。当財団の理念を常に確認し、社会的責務を確実に果たすためであります。

 

 当財団は小粒で社会に果たす貢献も大きなものではありませんが、役員一同は全身全霊をもって業務にあたっております。

 

理事長  青木 茂男

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